みんなのさいわい NPO法人PVプロボノさま。NPOやソーシャルセクターに提供した『映像の社会的インパクト評価の測定指標構築』のためのプロトタイプ作成プロジェクトが、完了しました。
活動のきっかけ時は、PVプロボノ代表の新井さまが、昨年5月の団体説明会に参加していただけたことでした。
その後、PVプロボノさまからご要望の内容を伺いました。テーマは、業界の最先端に関することでした。
正直言って、できるかな?できるよねえ。やりましょう!という感じでした。
メンバーに、本業で、PV(Promotion Video)の作成をされているけんちゃん、業務改善系の仕事をされている大下さん、社会人数年目の中村さん、三宅の4人で始まりました。
最初は、社会的インパクト評価って何?からはじまり、いくつかの文献を読んだりしました。
結果、実際に作ってみましょうということになり、PVプロボノさまが過古に作成されたPVの中で、2つの作品を使って、社会的インパクト評価を調査することになりました。
1。八幡平地熱活用プロジェクト
https://www.youtube.com/watch?v=bHhDW-Op1L0
①「八幡平地熱活用プロジェクト」の概要
〜 引退馬の生命を全うしたい 馬から始まる循環型農業を目指して 〜
八幡平市は「地熱」と縁が深い。秘湯として名高い藤七温泉や松川温泉などの温泉が湧出し、日本初の商業用地熱発電所として運転を始めた松川地熱発電所もある。
「ジオファーム八幡平」は、この地熱を活用し、マッシュルームと馬ふん堆肥の生産を行っている。
② ヒアリングを通じて、マッシュルームと馬ふん堆肥の販売金額推定して、SROIを算出した。
③ PV(プロモーションビデオ)を講演、ジオファームへの訪問勉強会に活用されています。
また、マッシュルームに特化したPVを作成されて、マッシュルームを使った料理を出されている企業食堂などで、流してもらっています。
④関連団体として、「NPO法人 銀座のミツバチプロジェクトさま」をご紹介いただき、ヒアリングをさせていただきました。
⑤調査を行う過程での気づきを考察という形でまとめた。
2。愛農学園高等学校さま
https://www.youtube.com/watch?v=z29L3z0lf08
① 愛農学園農業高等学校の概要
神・人・土を愛する学園
本校の教育理念の一つは、神・人・土を愛する精神、すなわち三愛精神です。
愛農高校の教育は、キリストの愛を基に農業を通して隣人を愛し、平和な未来を願う人を育む教育です。
神を愛し LOVE GOD
本校は、「自分を愛するようにあなたの隣人を愛しなさい」との聖書の言葉を土台としてたてられました。
人を愛し LOVE PEOPLE
全寮制・少人数で教育を行っています。全国から集まった生徒と教職員約100人が共に生活しています。
生徒は、学校・寮生活を共にする中で、自主自立を学び、内面的に大きく成長します。
そして、互いを認め、互いをゆるし、尊重しあえる人へと育ちます。
土を愛する LOVE EARTH
有機農業を実践しています。学科は農業科のみで、農場では化学肥料・農薬を用いず、作物・家畜と向き合い、環境にやさしい農業教育に力をいれています。
農場は、作物(稲作)、野菜、果樹、酪農、養鶏、養豚の6部門からなり、そこで生産された安全でおいしい食べ物は、生徒たちの食卓に毎日のぼります。
②ヒアリングとアンケートの配布を行い、関係者にどのような影響があったかの調査を行いました。
③入学希望者の増加については、教師・生徒の両方に効果があったとの感じている。
④ 映像化されることで、愛農学園の精神を誇らしく感じた方は、教師・生徒の大半となりました。
⑤クリエーターとの共創による効果について、とても良かった・映像制作活動に積極的に関わり合いたいとの方が大半となりました。
⑥派生的な効果として、PVをご覧になった方が、「愛農ナチュラルポーク」というブランドを立ち上げるきっかけとなりました。
http://www.omi-gyu.com/fs/omigyu/c/aino_pork
それぞれの調査報告をまとめて、『映像の社会的インパクト評価の測定指標構築』のためのプロトタイプ作成としました。
NPO法人PVプロボノ代表の新井博子さまに、NPOやソーシャルセクターに提供した『映像の社会的インパクト評価の測定指標構築』のためのプロトタイプ作成プロジェクトの感想を聞きました。
- 提案内容についての満足度を10点満点で評価をしてください。
9点とさせてください。
- その理由は?
はじめのキックオフにいらっしゃっていたプロボノワーカーさんがいつのまにかいらっしゃっていないことが気になっていました。
プロジェクト完了後に、お仕事が忙しくなり、参加できなくなったとの連絡をいただきました。
プロボノワーカーさんで打ち合わせに参加されない場合は、その旨を教えていただけると安心するかなと思いました。
- 今回のプロボノチームの活動について、良かったと思うところを記載してください。
この度の依頼がワーカーさんの専門分野ではなかったにも関わらず、みなさん熱心にプロジェクト達成のために尽力いただいたことです。
4. 今回のプロボノチームの活動について、改善した方がよいと思うところを記載してください。
特にありません。
5.自由コメント欄。
重ねてこの度は大変お世話になりました。みんなのさいわいさんの今後のご活躍、期待しております。
その後、PMの村瀬さんが、「作成手順」をまとめてくれました。
今後の活用がしやすくなるなあと思いました。
PVプロボノの新井さんに誘われて、2018年7月10日の午前8時から渋谷のラジオ 「渋谷のプロボノ部」に出演しました~
昨年からPVプロボノさまを支援したしたチームメンバーの村瀬さんと大下さんもご一緒しました。
以上