コミュニティマネージメントの教科書を読んだ気づき その4
コミュニティマネージメントの教科書を読んだ気づき その4
第4章「これからの日本社会にコミュニティが必要な理由」を読みました。
1。現代日本社会の構造変化〜つながりの希薄化・コミュニティの弱体化〜
*血縁(親族)の弱体化
*社縁(職場)の弱体化
*地縁(地域)の弱体化
*現代の「孤立」にまつわる問題は、3つの縁と関わりがある
*生涯未婚率の上昇
*単身世帯の増加
2。コミュニティの効果・効用
*健康との関係
役割を担って社会参加している男性は、うつ発症リスクが、7分の1
孤独は、喫煙よりも身体に悪い
*幸福との関係ー>有意差あり。
*教育との関係ー>親同士のつながりが子供の教育に良い効果をもたらす。
*治安との関係ー>市民活動の好循環で犯罪が減る。
3。豊かな人生のためのコミュニティ〜豊かに生きる権利の保障〜
*人生の基盤になる。
*人生を快適にしてくれる。
*コミュニティの生み出す価値
場・組織・コミュニティという「器」
対話・相互理解・関係性・相互作用という流れ。
*「回復」「力の発揮」「自己実現・社会貢献」が勝ちである。
回復:自分の人生と心を取り戻す
力の発揮:本来自分が持っている力を発揮する
自己実現・社会貢献:人材育成力・教育力がある。
4。これからの社会に必要なコミュニティとは
*「強さ」と「あたたかさ」の両方を兼ね備えた「強くあたたかい組織・コミュニティ」
*「理念共感と貢献意欲」「自己有用感」「居心地のよさ」の3つの要素を兼ね備えたコミュニティキャピタルの高い組織・コミュニティ
*社会参加作りー>コミュニティが「社会参加」の包容力を持ち、多くの人たちの「社会参加」の機会になれる
*居場所づくり:本人が「居場所だ」と感じる感覚が大切。
*担い手づくり
コミュニティは、自動的には成立しない。ー>担い手の育成が必要
一人一人の「やりたい」を引き出してし主体的な活動を作り出すマネージメントが大切。
5。感想
*だいぶCRファクトリーさんのファンから信者になってきました。
*10人そろったら、「コミュニティキャピタル診断」を受けてみたいなあと思いました。
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