Phase One Japan 株式会社を2月末に卒業

2017年10月からお世話になっているPhase One Japan株式会社を2月末に卒業することになりました。送別会をしていただきました〜

卒業の記念品をいただきました。

2013年に一旦中断していた購買管理職のお仕事を再びグローバルにて、行う機会を与えてくれたことに感謝します。

入社時の写真

やりたいことをやりたいようにさせていただきました。

4月から公的機関にての中小企業支援の仕事をする予定です。

中小機構での経験や自分のネットワークが生かせればいいなあと思っています。

この2年間での気づきです。

1。カメラ業界のお話。カメラは、以前は、日本の花形産業でした。

Phase One Japanの以前の会社の「マミヤ光機」は、東証2部上場で、浦和に本社工場があったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/マミヤ・デジタル・イメージング

2。会社の中を見回すとカメラ好きの方がちらほら。

以前にD&Mにいた時に、オーディオ好きな方がいたことを思い出しました。


3。佐久工場のみなさまは、2回の倒産を乗り越えていらした方や新潟の新発田(しばた)工場から来られた方がいらっしゃいました。

みなさん我慢強いなあと思うことがありました。


4。佐久 という場所は、NPOで関わっていた「地域包括システム」のロールモデルを結果として、20年以上前に実現し、またそれを続けている不思議な地域です。

地域包括システムでは、自宅で死ねる方が12%しかいない現状が大きな問題になっています。佐久では、ず〜と60%です。

それは、佐久総合病院の若月先生を中心とした活動の成果です。

関係者に伺って気が付いた点です。

*佐久 総合病院に「外来ケア科」があり、退院した方のフォローを40名の看護師と数名のお医者さんで行なっている点です。http://www.sakuhp.or.jp/ja/honin/2864/43/000624.html

https://www.facebook.com/SakuCommunityCare

自宅が退院後の生活にうまく過ごせる環境になっているか、どのような問題があるかを患者さんのご自宅に伺って、病棟担当医・担当看護師、地域ケア科の医師・看護師で引き継ぎを行い、患者がなんでも言える体制になっています。

*もう一つは、地域の医療関連の集まりに、佐久総合病院の検査技師の方が参加した時に、私も一市民ですからと少しも威張らず、権威者の顔など微塵もなく、医療関係者の方々の腰が低いところが、キモかなぁと思っています。

*東京で地域包括ケアに関係するプロボノをやっていましたが、佐久に来て、驚きました。ご興味のある方は、一度調べて見たり、佐久に来てみるといいかなぁと思っています〜


5。スローフードとの出会い。

2017年の会社の忘年会で、技術部の山本さんから、「おいまつえん」を紹介されました。

そこでいただく、夕食を食べると体に優しいなぁという感じがしました。

こんな経験は、初めてなので、気のせいかなあと思っていました。

何回めかに、「こちらの食べ物は、体に優しい感じがするのですが?」とオーナーの岡部さんに伺ったところ、

「うちは、みそや醤油やお酢は、加藤醤油さんという常温発酵の製造元から買っているんだよ。」

通常のスーパーで売っているお味噌は、生産効率を上げるために加熱して、発酵を促進するそうです。

早くできるが、尖った味になるそうです。

一度、2Kg入りのお味噌を4つ購入して、友人に紹介したら、あっという間に2つ売れてしまいました。


6。 佐久のお酒。会社の近くに酒蔵が、あります。アメリカのソノマ地方は、会社のまわりにワイナリーがあるのとおんなじ感じかなぁて思いました〜

行ってみると、試飲をさせていただいたりしました。

佐久では、創業150年前でも新しい酒蔵だそうです。創業300年を超えると老舗となる様です。

6。佐久は、寒いね。

昨年は、会社とお宿の間を冬でも電動自転車で通っていました。

マイナス14度の朝には、驚きました。

露出面(目の周りなど)が、イタイです。

その後、会社とお宿の間は、社有車を使わせていただき、だいぶ緩和されました〜


7。長野県は、精密加工の素晴らしい会社が多いことがよくわかりました。引き続き意見交換ができたらいいなあと思っています。

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