准認定ファンドレイザー必修研修に参加した気づき
准認定ファンドレイザー必修研修に参加した気づきです。
1。パート1。概論
*講師は、間辺初夏さんです。
かなりのボリュームのあるところを丁寧に教えていただきました〜
*「私の夢」を語るアイスブレークでした〜
*グリーンバードさんが、緑のビブスを着て活動している理由は?
*阪神淡路大震災ー>被災者支援で、ボランティアがのべ100万人を超えた→特定非営利活動促進法の制定。
*日本の寄付総額は、東日本大震災の2011年に大幅増加となった、それ以降も高い水準にある。
*アメリカの寄付総額は、日本(8000億)の40倍くらいある。→日本は、増加できる余地がある。
2。パート2。ファンドレイジング実践と体系の基盤①
*講師は、間辺初夏さんです。戦略的な考え方について学びました。
3。パート2。ファンドレイジング実践と体系の基盤②(税制と会計)
*講師は、脇坂誠也さんです。
税制や会計制度ができた背景について教えていただきました。とても興味深い内容でした。
*柔らかいお話も所々に入れ込み、楽しい雰囲気を醸成していただきました。
*鹿児島大学の寄付金が大幅に増えたお話。京セラの稲盛さんが、株で寄付をされたとのこと。80億円です。
*寄付は、通常税金がかかるため、なかなか促進されないという背景があります。そこで、認定NPO等に寄付した場合に税金を減額する仕組みを作ったというお話。
*所得控除と税額控除がある。
*遺贈は、税金がかからない。相続人の寄付は、税金がかかるが、優遇措置がある。
*認定NPOの条件にパブリックサポートテストが、ある。パブリックテストの条件は市町村で、決められる。
*また、対価がある会員は、寄付とみなされない場合がありますので、要注意です。
4。パート3。ファンドレイジングの個別スキル。
*講師は、鴨崎貴泰さんです。
色々な実例を交えて、興味深いお話をいただきました。
*ドナーレンジチャート。(寄付金額のパレートチャートの表です。)
*ステイクホルダーピラミッド*クラウドファンディングは、やる前の仕込みが重要。事前に大口寄付予定者にお願いして、50%くらいの見込みが必要。
*最初の1週間で30%に行かない場合は、達成が?
*うまく行かない場合のトリガーポイントとアクションを事前に決めておくことが大切。
*会員寄付では、次の3点が大切。
①会員のステップアップ
②ステップダウンした会員のフォロー
③会員候補を会員にする。
*大口寄付者には、手厚いコミュニケーションを行う。
*寄付1回に10回お礼する。
*熊本城。「一口城主」で20億円を集めた。「お帰りなさい!城主様」
https://ja.wikipedia.org/wiki/一口城主
*ワールドビジョン
寄付への導線が明確で、良い。
*勿体無い系で1億以上を寄付をいただく団体もある。
*夏祭りの企業支援を頼むタイミングは?
*遺贈:毎年、40兆円の遺産相続がある。その2割は、遺贈を希望しているが、まだほとんどない。ー>今後、期待される分野。
*全国ギフトレガシー協会という団体がある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/全国レガシーギフト協会
*実利感で会員になった場合は、共感を高め、仲間感をもってもらうと継続性が高まる。
*NPOには、「乗っ取り」のリスクがある。
*年会員より、月会員の方が、定着率が高い。
*毎月千円で入らない方は、会費金額以外の問題を考えた方がいいかも。
*最初から月会員を検討したらいいかも。
*かものはしプロジェクト千円〜/月と言いながら、寄付画面のデフォルト設定は、3千円/月となっている。
https://www.kamonohashi-project.net/
*助成金Canpanの助成金検索は、過去分も出るので、プランニングに有効。
https://fields.canpan.info/grant/
5。感想
*盛りだくさんでお腹一杯になりました。
*今回も大変、満足いく内容でした。
*これで、9ポイントになりましたので、6月の試験を受けたいと思います。
*ほかの講座も機会があれば受けたいなあと思いました〜