トヨタ財団国内助成プログラム公募説明会に参加した気づきです〜
たっちゃん、トヨタ財団国内助成プログラム公募説明会& 調査設計入門講座(トヨタ財団×日本財団CANPANセミナー) に参加した気づきです〜
アジェンダ
1。トヨタ財団国内助成プログラム説明&質疑応答
2。社会調査入門講座(株式会社風とつばさ 水谷衣里さん)
*社会的な調査とは、「 社会的な問題意識に基づいてデータを収集し、 そのデータを使って、社会について、考え、 その結果を公表すること」
*目的は、①課題を可視化する。②人を巻き込む
*種類は、①文献調査、②聞き取り調査」、③ サーベイ調査の3つがある。
*実証主義(普遍的に見える因果関係を見出し、それに基づく将来予測を行う。)
と解釈主義(聞き手によって話が変わることを前提に物事を考える。政治的な弱者に光をあてる。)
*仮説とは?真偽は、ともかくとして、現象や法則性を説明するのに、役立つもの。
*仮説思考とは?手元にある限られた情報や知識をもとに仮説を立てながら、解決策を考えて、実装し、必要に応じて検証する。
*仮説は、検証しながら、柔軟に修正していく。
*裏切られやすい仮説を作る。①はっきりしていること。②前提や条件が明快であること。
*分解していくと仮説は、作りやすい。
①ステークホルダーごとに。
②属性でごとに。
③ペルソナシートを書いてみる。
3。助成事例報告(NPO法人OVA 伊藤次郎さん)
*「声なき声」に支援を届けるー新たなアウトリーチ展開のための調査ー
*インターネットゲートキーパー活動
①検索連動広告
②特設サイト
③メールで相談
④現実の対面相談機関へ
*支援の現場から感じる問題意識
①相談者は、複数の問題を抱えている。
②「助けて」の声をあげずに生きずらさの階段を転げ落ちる人が多い。
③「より支援が必要な人に支援が届いていない現状」ー>「声なき声問題」と名付けた。
④「声なき声」の可視化を計った。
*負のサイクルを止める。
4。感想
*80名の定員が、ほぼ満員。個別質問も20名くらい。大人気でした。
*しらべる助成に採択されるために、事前の「しらべ」が必要であることがわかりました。
*社会調査のお話は、系統的でわかりやすかったです。プロボ支援で、「課題整理」や「仮説検証」を行ってきましたが、系統的な考え方を知りませんでしたので、とても参考になりました。
*助成事例は、わかりやすい内容でした。プレゼンのバランスがよく、まさに「ロールモデル」という感じでした。