BS1スペシャル「良心を束ねて河となす~医師・中村哲 73年の軌跡~」を見た気づき
BS1スペシャル「良心を束ねて河となす~医師・中村哲 73年の軌跡~」を見た気づきです。
昨年末の放送を録画で見ました。
1。中村哲さんのお話は、断片的なお話しか聞いたことがありませんでした。
2。今回、まとめて聞くことができました。
3。偉大な足跡を残した中村哲さんの生い立ちから、その環境から学べました。
4。精神科の医者であったのですが、アフガニスタンに赴任することが決まると、外科と内科を学び直しました。
5。干ばつの影響で、栄養失調や感染症が広がるのを見て、干ばつによる水不足を土木の専門家でもないのに、「解決する。」と決めてしまいました。
6。土木工事はそんなに簡単にうまくいくわけはなく、紆余曲折を経て、完成しました。
7。その工事も100年に一度の大洪水で、元に戻ってしまいました。
8。そこで、もう一度、取水口と堰の作り方を見直して、洪水になっても対応できるようにしました。
9。用水路の工事で、65 万人の食料の自給が可能になりました。
10。用水路の工事には、多くの農民が参加しました。
11。そんな中村哲さんですが、現地の人に石を投げられたり、車を拿捕されたことがあるようです。
12。そのような時に、その裏にある理由を尊重されて、その解決を計ったとのことです。
13。地元の方の不正が見つかったり、理不尽な対応をされた時に、「人は愛するに足り、真心は、信ずるに足る」と言われていたことが残りました。
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[BS1] 12月28日(月) 午後9:00~10:50
2019年12月、アフガニスタンで銃撃により命を落とした医師・中村哲。戦乱が続くアフガニスタンで活動を続け、医療体制を整備。
さらに、用水路の建設で荒れ果てた土地を恵み豊かな大地へと変え、65万人分の食料生産を可能にした。
九州福岡出身。元々精神科医師だった中村が、なぜアフガニスタンに傾注していったのか。そこには、どんな思いがあったのか。
番組では、生い立ちや仕事を知る20人余りにインタビュー。様々な活動を記録した貴重な映像と共に、医師・中村哲の足跡を振り返る。
【語り】広瀬修子
【朗読】塚本晋也