若年性アルツハイマーの妻との日々~に参加した気づき

 
ケアラーズカフェえんがわ講演会~若年性アルツハイマーの妻との日々~に参加した気づきです。
 
講師は、三橋 良博 氏 認知症の人と家族の会神奈川県支部世話人です。
 
 *講師プロフィール
 
若年性アルツハイマーと診断された妻と認知症の両親を仕事をしながら長年にわたり介護。
 
認知症を隠すことなく周りに伝えることで多方面からの支援を受けられたという自らの体験から、
 
同じ境遇の家族や支援する人に役立つならばと情報発信や講演会などの活動を各地で行われている。
 
公益社団法人 認知症の人と家族の会神奈川県支部世話人若年性認知症家族会「彩星の会(ほしのかい)」世話人
 
感想です。
 
1。認知症の良いところは、お亡くなりになる時のお顔が幸せそうな表情であるところでだそうです。
 
2。長谷川式認知症スケールというものがある。
 
 
3。認知症には、偏見と誤解がある。
 
4。治る薬はないが、早めに飲めば、進行を遅らせる薬がある。
 
5。多くの人は、認知症になる。早いか遅いかの違い。90歳で61%、95歳で80%が認知症になる。
 
6。認知症は、脳内の5%が萎縮するだけ、残りの95%は、正常である。
 
7。病気に恥ずかしいというものはない。認知症も同じ。
 
8。認知症が進行してきたら、まともな時に聞くべきことは聞いておくこと。「どのような葬式がしたいか?」「延命措置はどこまでを希望するか?」
 
9。認知症の支援は一人ではできない。地域、医療機関、家族に公開して、みんなで支援する。
 
10。認知症支援で最も大変なのは、徘徊である。今の住居から、自分が育った街に帰ろうとする場合がある。
 
11。財布の中に、「名前と住所と連絡先の電話番号」。靴にも名前と電話番号。服には名前。
 
12。自宅にいたら、厳しい表情になった。ひとりにすると寂しさで厳しい表情になる。
 
13。毎日、夕方に妻と手をつないで散歩した。仲良いねと言われたが、妻を守るためだった。
 
14。徘徊ネットワークというものがある。
 
 
15。徘徊は突然発生する。
 
16。徘徊者は、視野が狭くなっている。周りが見えていない。
 
17。新オレンジプランというものがある。
 
 
18。認知症で入院した頃は、厳しい表情であった。2年経って、表情が柔らかくなった。
 
19。胃ろうが始まってからは口腔ケアをするために通った。7つ道具を使った。
 
 
20。認知症の家族会がある。知らないことをいろいろ教えてくれる。
 
 
21。三宅の質問。。「日々の老化を感じています。認知症かの相談窓口がありますでしょうか?」」
 
回答:横浜市では、無料診断がある。
 
診断の結果:8〜9割は、異常なし。1〜2割は、認知症。大半が軽度。
 
このようなセミナーに参加する方は、大丈夫と思います。
 
感想2です。
 
1。認知症については、一般知識程度しか知りませんでした。
 
2。今回、もう少し詳しいお話が聞けてよかったです。
 
3。講師の三橋さんの体験談は、心揺さぶるものでした。
 
4。私は、両親や叔母さんの終活・お見送りを体験しました。
 
母の末期を除き、認知症の症状には施することがなかったので、今回のお話は、勉強になりました。
 
5。難しい言葉を使わず、聴衆の方々に合わせたお話は、素晴らしいなあと思いました。
 
6。自分もカミさんも確実に老化が進んでいますので、タイミングを見て、川崎市の認知症無料診断を受けてみたいなあと思いました。

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